2017-08-31
不燃化特区・・・あと3年半・・・
火災のお話の続きになりますが、「不燃化特区の助成制度」をご存知でしょうか?
東京都の木密地域不燃化10年プロジェクトという、木造住宅密集地域を燃え広がらない・燃えないまちにする取り組みがおこなわれています。
各区によって支援制度が異なりますが、
下記が助成の概要になります。
不燃化特区内の
・老朽化建物の除却費の助成
・建替えに伴う建築設計監理費の助成
・老朽化建物の除却または建替え後の固定資産税、都市計画税の減免
例として世田谷区では、下記の不燃化特区内の助成になります。
・老朽化建物(昭和56年以前の建築または延焼防止上危険である木造 軽量鉄骨造)の除却〜
助成額:除却工事費 実工事費か限度額25,000円/m2の少ない方
・ 上記の老朽化建物の除却後の土地の適正な(収益事業を行わない)管理〜
助成額:土地管理用の仮設(柵等)工事費 実工事費か限度額15,600円/mの少ない方
・老朽化建物(耐用年数2/3以上(木造15年、軽量鉄骨造23年以上))の住宅の建替え〜
助成額:除却工事費 実工事費か限度額25,000円/m2の少ない方+建替えの建築設計監理費 実費か区が算出した額の少ない方
・固定資産税、都市計画税の減免〜
老朽化建物の除却後更地 最長5年間8割減免
住宅の建替え 最長5年間10割減免
この制度は平成32(2020)年度までになっています。あと、3年半ぐらい。不燃化特区内であてはまる方は、必ず工事着手前に区へご確認下さい。
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